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Randomized trial of peanut consumption in infants at risk for peanut allergy. N Engl J Med. 2015 Feb 26;372(9):803-13.2) Shoda T, Futamura M, Yang L, Yamamoto-Hanada K, Narita M, Saito H, Ohya Y. Timing of eczema onset and risk of food allergy at 3 years of age: A hospital-based prospective birth cohort study. J Dermatol Sci. 2016 Nov;84(2):144-148.3) Horimukai K, Morita K, Narita M, Kondo M, Kitazawa H, Nozaki M, Shigematsu Y, Yoshida K, Niizeki H, Motomura K, Sago H, Takimoto T, Inoue E, Kamemura N, Kido H, Hisatsune J, Sugai M, Murota H, Katayama I, Sasaki T, Amagai M, Morita H, Matsuda A, Matsumoto K, Saito H, Ohya Y. Application of moisturizer to neonates prevents development of atopic dermatitis. J Allergy Clin Immunol. 2014 Oct;134(4):824-830.4) Ierodiakonou D, Garcia-Larsen V, Logan A, Groome A, Cunha S, Chivinge J, Robinson Z, Geoghegan N, Jarrold K, Reeves T, Tagiyeva-Milne N, Nurmatov U, Trivella M, Leonardi-Bee J, Boyle RJ. Timing of Allergenic Food Introduction to the Infant Diet and Risk of Allergic or Autoimmune Disease: A Systematic Review and Meta-analysis. JAMA. 2016 Sep 20;316(11):1181-1192. 補足説明1.ランダム化比較試験とは?、メタ解析とは?図はエビデンスのレベルをピラミッド状に示したものです。我々の研究手法のランダム化比較試験は上から2番目に高いレベルのエビデンスを提供します。我々の結果などを総合的に解析した文献4などのメタ解析結果が一番高いレベルのエビデンスになります。Natureなどの雑誌に動物実験結果が掲載されると、翌日、「○○疾患の新規治療方法を発見。」などと報道されることがあります。しかし科学的に正しくとも、多くの場合、多様性のある人の疾患に外挿することは無理があります。また、人を対象とした研究であっても、後方視的研究の場合、多数の症状や検査結果から研究者にとって都合のよいものだけを抜き出して論文にすることもできるので、「食物アレルギーの発症を予防するためには妊娠中から卵を食べない方がよい」などと間違った結論が導き出されることもあります。後方視的な研究の成果は仮説として考えるべきです。 補足説明2.二重暴露仮説同じアレルゲンであっても、健康な舌下や腸管などの組織から侵入すると耐性を誘導し、アトピー性皮膚炎など傷ついた組織から侵入すると炎症を促進します。健康な腸管ではアレルギー反応を抑制する制御性T(TREG)細胞などの細胞が増殖しやすいのに対し、アトピー性皮膚炎の患部組織では、アレルゲンを取り込み、その情報を伝達する役割をもつ樹状細胞が突起を伸ばしていたり、アレルギー反応を増強する2型ヘルパーT(TH2)細胞などの細胞が増加したりしているためです。 本件に関する取材連絡先 国立成育医療研究センター 企画戦略局 広報企画室 03-3416-0181(代表) [email protected] 月~金曜日(祝祭日を除く)9時〜17時 ※医療関係者・報道関係者以外のお問い合わせは、受け付けておりません。 新着情報 プレスリリース 2024年 2023年 2022年 2021年 2020年 調達情報 センターからのお知らせ 新着情報 プレスリリース 調達情報 ページトップへ戻る サイトマップソーシャルメディア個人情報保護方針著作権とリンク特定商取引法に基づく表示 〒157-8535 東京都世田谷区大蔵2-10-1 電話:03-3416-0181 FAX:03-3416-2222 © National Center for Child Health and Development All rights reserved.

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